また、機械株ではディスコ(6586)が+10%高に迫る爆騰、自動車株ではスズキ(7269)が+7%高に迫る急騰となっています。

その他では、小売り株の一角にも見直し買いが入り、前日に決算を発表したニトリホールディングス(9843)が急反発し、ツルハホールディングス(3391)は年初来高値を更新しました(注:ツルハHDの終値は下落)。

さらに、医薬品株では中外製薬(4519)と除菌関連製品の売上増加が続く小林製薬(4967)が取引時間中に年初来高値更新となり(小林製薬は上場来高値更新)、トイレタリー株ではユニ・チャーム(8113)が同じく高値更新となっています。

一方、株価上昇が続いた抗インフルエンザ薬「アビガン」関連銘柄が利益確定売りに押され、富士フイルムホールディングス(4901)が一時▲7%超安の急落となり、連日でストップ高だったデンカ(4061)は一時▲11%超安の暴落となりました。

また、小売り株ではファミリーマート(8028)などコンビニ株が冴えない値動きとなり、三越伊勢丹ホールディングス(3099)など百貨店株も軒並み大幅安となっています。

新興市場(東証マザーズ)では、そーせいグループ(4565)、サンバイオ(4592)、アンジェス(4563)など医療バイオ関連株が大幅高となりました。また、農業総合研究所(3541)が連日でストップ高となり、ポート(7047)と識学(7049)もストップ高のまま引けています。

葛西 裕一