米国株式相場の急反発を受け、寄り付き直後に一時+586円高まで急伸しましたが(ザラバで19,000円台回復)、徐々に上げ幅を縮小する展開となりました。
そして、後場の序盤には一時▲23円安のマイナス圏へ沈む場面も見られましたが、大引けに掛けて再び急伸して終わっています。
結局、大幅上昇の3日続伸となったものの、日中の値幅(高値と安値の差)は約610円という荒い値動きになりました。2週間前のような急落相場ではなくなりましたが、ボラティリティの高い相場であることに変わりはないようです。
なお、TOPIXも同じような値動きで大幅続伸となり、終値で5日ぶりに1,400ポイントを回復しています。
東証マザーズ株価指数は大幅続伸、売買代金は14日連続で1,000億円割れ
東証マザーズの出来高は7,319万株、売買代金729億円となり、いずれも前日より増加しました。ただ、増加はしたものの、個人投資家の物色意欲が停滞しており、売買代金は14日連続で1,000億円を下回っています。
ただ、株価指数は連日の大幅上昇で続伸となりました。前日から終値で600ポイントを回復していますが、今後は個人投資家の投資マインド回復次第と言えそうです。
アドバンテストとルネサスエレが爆騰、富士フイルムHDは利益確定売りで急落
個別銘柄では、ハイテク株が買い戻される中で半導体関連株が急伸しました。
終値ベースでアドバンテスト(6857)が+13%弱高、ルネサスエレクトロニクス(6723)が+11%超高と揃って爆騰となり、東京エレクトロン(8035)も+6%高に迫る急騰、信越化学工業(4063)も+5%高に迫る大幅高となりました。