牛丼「すき家」のゼンショーHD、新型コロナで3月の客足減も通期でプラス成長に(2020年3月)

注目小売店月次実績シリーズ

シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は牛丼チェーン店「すき家」他を運営するゼンショーHD(7550)の、2020年3月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2020年4月1日に更新された、すき家の2020年3月既存店売上高は、対前年同月比92.2%でマイナス成長。内訳は客数91.4%、客単価100.8%と、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で客数が大きく減少した結果マイナス成長となりました。

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全店売上高も92.6%であり、既存店・全店ともにマイナス成長となりました。

今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は3月決算)。

今期の既存店売上高は、7月(98.6%)及び3月の2カ月が対前年同月比でマイナス成長となりました。ただし通期では102.3%であり、3月の新型コロナ問題の影響はありましたが、年間ではプラス成長を達成しました。

また全店売上高も既存店同様7月(98.5%)と3月がマイナスになりましたが、他の月は全てプラス成長。既存店同様、通期では102.7%のプラス成長となっています。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社の2019年以降の株価は、2,500円台でいったん天井を付ける傾向にありました。2020年も1月に最高値2,535円を付けた後に下落を開始。世界的な株価下落を背景に3月には1,677円まで下落しました。

その後Wボトムパターンを形成し、2,253円まで反発後に再び下落し、現在は2,000円割れの水準で取引が行われています。

2020年3月期は堅調な推移を見せていましたが、期末の3月にきて新型コロナに直撃される形となりました。それでも通期では既存店・全店ともにプラス成長を維持しています。新型コロナ問題が長期化する中、4月から始まる2021年3月期の業績の落ち込み幅が注目されます。

ゼンショーホールディングスの過去1年の株価推移

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参考資料:すき家 月次売上推移 (2020年3月期)

LIMO編集部

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LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に構成されています。国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。