終値ベースでは、スズキ(7269)が▲8%弱安、日産自動車(7201)が▲7%強安、三菱自動車(7211)が▲7%弱安、マツダ(7261)が▲5%強安でいずれも急落し、トヨタ自動車(7203)、ホンダ(7267)、SUBARU(7270)、いすゞ自動車(7202)も全て▲4%超安の大幅下落となりました。
また、銀行株にも売りが継続し、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)が▲5%超安の急落、みずほフィナンシャルグループ(8411)と三井住友フィナンシャルグループ(8316)も▲5%安に迫る大幅下落で引けています。
その他では、2月決算期企業の事実上のトップバッターとして決算発表を行ったしまむら(8227)が次期予想を「未定」としたことで不透明感が強まり、一時▲10%安に迫る暴落となり、終値も▲9%安だったことが目を引きました。
一方、いわゆる“巣ごもり”の長期継続が確実になったことでゲーム関連株への見直し買いが続き、任天堂(7974)が一時+4%高に迫る大幅上昇となり、終値でも10日続伸となりました。
また、一連の食料品・日用品買い溜めなどを背景に、イオン(8267)とツルハホールディングス(3391)が取引時間中に昨年来高値更新となりましたが、その後は売りに押されて終値は下落しています。
新興市場(東証マザーズ)では、ブシロード(7803)や弁護士ドットコム(6027)などが大幅上昇となり、そーせいグループ(4565)なども買われました。一方、メルカリ(4385)は続落で引けています。
葛西 裕一