連絡がつかない子供会のお知らせ配布

なんとか引継ぎも終わり、新年度の子供会活動に関する案内を配布したのですが、ここでも一斉休校が影を落としました。習い事も休みということもあり、実家に帰省中で家にいるのは旦那さんだけという家庭が思いのほか多かったのです。普段子供会に顔を出しているお母さんと違い、お父さんが案内を熟読して連絡してくることはほぼありません。

筆者が住む地域は、学校のある日は下校してから子供たちが公園に集まり遊ぶような牧歌的な雰囲気があります。子供を迎えに来るお母さん達も多く、姿を見かければ声をかけて雑談などする機会がありますが、一斉休校のため外で遊ぶ子供の姿はほとんどありません。

そのため、連絡用の一斉メールへの返信や新年度最初の行事への参加確認作業も思うように進んでいません。また、直接顔を合わせる機会も激減し、何気なく出席を確認することもできません。他の子供会でも同じケースが出ているようで、例年とは異なり子供会運営がスムーズに動き始めるのには学校再開まで待つしかない状況です。

児童が集まる行事はどうなるのか…

子供会の行事には多くの子供たちが参加します。人が集まると感染リスクも高まるため、新年度のイベントは夏までは規模を縮小するかどうか検討することは避けられません。マスクや消毒を励行しても、確実に感染を防げるとは限らない難しさがあります。

子供たちが一番楽しみにしている地区の納涼祭も、感染が終息しなければ最悪の場合は中止となる可能性は高いでしょう。子供会といえど、大きな行事の準備は数か月前から行います。準備を進めてから直前になって中止が決定すると、購入していたカキ氷のシロップなども無駄になってしまいます。そうなると子供会の台所事情を直撃し、年度末の送別会で渡すプレゼントの質にも影響します。