そのような中、日経平均株価は大幅反落となりました。前日までの3日間で約3,000円上昇(終値ベース)した反動もあり、寄り付きから安く推移し、大引け直前には一時▲1,033円安まで急落する場面が見られました。

その後やや戻したものの、4日ぶりの大幅反落となり、終値で再び19,000円台を割り込んでいます。

なお、TOPIXも同じような値動きで下落し、7日ぶりの反落となりました。ただ、下落率は日経平均株価に比べて非常に小さく止まっており、下値を拾う動きが完全には衰えていないことが伺えます。

東証マザーズ株価指数は4日ぶり反落、売買代金は6日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は7,981万株、売買代金761億円となり、いずれも前日より減少しました。前日に1億株に迫った出来高も大きく落ち込み、売買代金は6日連続で1,000億円を下回っています。

また、前日まで顕著だった買戻しの動きが沈静化し、株価指数は▲4%超安の大幅反落となりました。ただ、終値では600ポイントを辛うじて維持しています。

ファーストリテイリングが記録的な大暴落、巨額赤字転落を発表した丸紅も大暴落

個別銘柄では、株価指数への寄与度の高い大型株が軒並み売り叩かれ、とりわけ、ファーストリテイリング(9983)は終値ベースで▲13%超安という、この銘柄としては記録的な大暴落となりました。