また、ソフトバンクグループ(9984)が▲9%超安の急落となり、前日に今期業績(2020年3月期)の見通しを大幅下方修正したTDK(6762)も▲9%安に迫る急落となっています。

さらに、前日に資源価格下落の影響で今期業績が▲1,900億円の巨額赤字に転落することを発表した丸紅(8002)が一時▲15%安に迫る大暴落となり、三井物産(8031)、住友商事(8053)、伊藤忠商事(8001)など他の商社株も軒並み大幅安となりました。

一方で、通信株の一角が買われ、日本電信電話(9432)とNTTドコモ(9437)がいずれも+4%高に迫る大幅上昇となり、KDDI(9433)も堅調に推移しました。

また、トイレタリー株も買い戻され、花王(4452)、ユニ・チャーム(8113)、ライオン(4912)などが大きく値を上げています。

新興市場(東証マザーズ)では、そーせいグループ(4565)やサンバイオ(4592)が前日の爆騰から一転して急反落し、ブシロード(7803)も暴落しました。一方、メルカリ(4385)が続伸となり、アンジェス(4563)も比較的堅調に推移しました。

葛西 裕一