孤独死時代へまっしぐら? ”予備軍”の高齢単身世帯は2040年には900万へ

今年の冬(2019~2020年)は記録的な暖冬となりましたが、それでも朝晩の寒さは相応に厳しかったと思われます。そして、今年も一人暮らしのお年寄りの家が火事になったというニュースが毎日のように報じられていました。それだけ一人暮らしの高齢者(65歳以上、以下同)が増えているのでしょう。

一人暮らしの高齢者が増える中、避けて通れないのが「孤独死」です。孤独死とは、一人暮らしの人が誰にも看取られること無く死亡することを言い、基本的に自殺は含まれません。心臓発作や脳出血などの突発的な疾病によって死亡するケースもありますが、持病などが重篤化してそのまま亡くなるパターンが「孤独死」のイメージではないでしょうか。

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国立社会保障・人口問題研究所が昨年(2019年4月)公表した「日本の世帯数の将来推計」を見ると、現在既に社会問題化しつつある孤独死がより一層深刻になる可能性が高まっていることが見て取れます。

高齢者の孤独死はめずらしくない時代に

ところで、現在の日本社会において孤独死で亡くなる高齢者はどれくらいいるのでしょうか?

内閣府の「平成30年版高齢社会白書」によると、平成28年(2016年)の東京23区内の65歳以上一人暮らし死亡者のうち、自宅での死亡者数は3,179人となり、過去最高を記録しました。平成15年が1,451人だったので、13年間で2倍超に増加したことになります。

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。