また、ハイテク株にも買戻しが目立ち、横河電機(6841)が+16%超高のストップ高となり、アドバンテスト(6857)も急騰しています。

さらに、日立製作所(6501)、日本電産(6594)、パナソニック(6752)、ローム(6963)などは取引時間中に昨年来安値を更新しましたが、直後から買い戻されて終値は大幅高となりました。

その他では、ファナック(6954)、ファミリーマート(8028)、TDK(6762)など指数寄与度の高い大型株が大幅上昇となり、中外製薬(4519)は昨年来高値更新となったのが目を引きました。

一方、コロナウイルス感染拡大の影響で収益源の北米事業の停滞を余儀なくされた主力自動車株が軒並み売られ、終値ベースではマツダ(7261)が▲8%超安、日産自動車(7201)が▲6%超安、トヨタ自動車(7203)が▲3%超安、SUBARU(7270)が▲3%安、ホンダ(7267)が▲2%超安となりました。

また、小売り株に暴落や急落が目立ち、ヤマダ電機(9831)が▲11%弱安、J.フロント リテイリング(3086)が▲10%超安、セブン&アイ・ホールディングス(3382)が▲9%超安、三越伊勢丹ホールディングス(3099)が▲9%安と売り込まれています。

新興市場(東証マザーズ)では、メルカリ(4385)が小幅反発となり、そーせいグループ(4565)は急騰しました。一方、サンバイオ(4592)は続落となり、ヘリオス(4593)は急落のまま引けています。

葛西 裕一