前場は先週末終値を挟んだ攻防が続き、一時▲69円安と軟調な値動きが続きました。しかし、後場に入ると一気に上げ幅を拡大し、半ばには一時+496円高まで上昇し、再び17,000円台を回復する場面が見られています。

その後は上げ幅を大きく縮小したものの、3日ぶりの大幅反発で引けました。

なお、TOPIXも同じような値動きとなって4日続伸で引けています。ただ、上昇率は日経平均株価を大きく下回りました。

東証マザーズ株価指数は3日ぶり反発、売買代金は3日連続で1,000億円を下回る

東証マザーズの出来高は6,435万株、売買代金589億円となり、いずれも先週末より減少しました。個人投資家の物色意欲が沈黙して盛り上がりに欠ける商いとなった結果、売買代金は3日連続で1,000億円を大きく下回っています。

ただ、暴落が続いた銘柄を買い戻す動きも出始めたことから、株価指数は3日ぶりの反発となりました。しかし、依然として600ポイント回復へ険しい道のりが続いています。

ソフトバンクGが大爆騰で一転ストップ高、マツダや日産自動車など主力自動車株は急落

個別銘柄では、取引時間中に約4.5兆円の資産売却と最大約2兆円の自社株買いを発表したソフトバンクグループ(9984)が、3日連続の暴落から一転、+19%高に迫る大爆騰のストップ高となりました。