しかし、そこから一気に値を下げて前場の半ばにマイナス圏へ沈むと、後場の序盤には一時▲368円安まで下落する場面が見られています(昨年来安値を更新)。

その後やや切り返しましたが、終値は連日で17,000円を割り込みました。16,500円台はかろうじて維持しましたが、2016年11月4日の「トランプ当選ショック」以来、約3年4カ月ぶりの安値水準が続いています。

なお、TOPIXは一度もマイナス圏に沈むことなく堅調に推移して3日続伸となりました。前日に続いて、日経平均株価と対照的な値動きとなっています。

東証マザーズ株価指数は大幅続落、売買代金は連日で1,000億円を下回る

東証マザーズの出来高は7,805万株、売買代金720億円となり、いずれも前日より減少しました。個人投資家の物色意欲が沈黙して盛り上がりに欠ける商いとなった結果、売買代金は連日で1,000億円を大きく下回っています。

また、多くの主力銘柄に換金売りが出たこと等から、株価指数は▲5%安に迫る急落となりました。依然として600ポイント回復へ険しい道のりが続いています。

ソフトバンクGが一時▲20%安に迫る大暴落、KDDIやNTTドコモは一時爆騰

個別銘柄では、▲10%超安の暴落となる銘柄が相次いだ一方で、+10%超高の爆騰となる急反発銘柄も続出する明暗クッキリの展開となりました。