下落銘柄の中では、ソフトバンクグループ(9984)が一時▲20%安に迫る大暴落となり、終値も▲17%超安となる連日の暴落となりました。ちなみに、ソフトバンクGは終値ベースで見ると、2月19日(5,664円)から約1カ月で半値以下(3月19日2,687円)に暴落しています。

その他では、終値ベースで見ると、スズキ(7269)が▲14%弱安、ルネサスエレクトロニクス(6723)が▲12%超安、IHI(7013)が▲12%超安、リクルートホールディングス(6098)が▲12%弱安、日本電産(6594)が▲10%超安、などが目を引きました。

一方、上昇銘柄の中では、J.フロント リテイリング(3086)が+16%高に迫る大爆騰となった他、参天製薬(4536)が+14%弱高、ツルハホールディングス(3391)が+13%弱高、中外製薬(4519)が+12%弱高、西日本旅客鉄道(9021)が+12%弱高などが目立ちました。

また、ソフトバンクグループ傘下のソフトバンク(9434)は+1%高の一方、競合の他通信株は総じて急騰し、日本電信電話(9432)が一時+11%弱高の爆騰、KDDI(9433)も一時+10%高に迫る爆騰となり、NTTドコモ(9437)は一時+11%高に迫る爆騰で昨年来高値更新となっています。

新興市場(東証マザーズ)では、暴落銘柄のオンパレードとなり、終値ベースでメルカリ(4385)が▲14%弱安、サンバイオ(4592)が▲16%超安、ブシロード(7803)が▲12%弱安となったことが目を引きました。

葛西 裕一