住宅ローンの借り換えを検討しよう
基本的に、住宅ローンは定年までに完済するのが望ましいです。いわゆる「老後2,000万円問題」では、年金以外に老後資金が2,000万円ほど必要になるといわれています。退職金をすべて住宅ローンに回すと、老後資金が不足するおそれがあるでしょう。
コロナショックの影響で、退職金や年金の支給額が減ってしまう可能性も皆無ではありません。自分の身を守るためには、情報に対するアンテナを高くして制度やサービスを賢く活用することが大切です。市場金利が下がっている今、住宅ローンの借り換えも検討してみてはいかがでしょうか。
【参考】
「密着!住宅ローン破綻 サラリーマン危機最前線」NHK『クローズアップ現代』
「住宅ローン(新規)」三井住友銀行
「変動金利とは」愛知銀行
(※1)「住宅ローン借り換えユーザーに関する調査レポートを発表」MFS
LIMO編集部
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LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ49年(589か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2024年9月30日)。