「恩師から『いくつになっても遅いことなんてない、思い切ってチャレンジしなさい』という言葉を聞いて一念発起。30歳までに人生の見通しを立てたかったから、3年で留学準備を整えると心に決め、全力で英語の勉強も貯金も仕事もやった。それで28歳で留学。そのままイギリスに留まりたい気持ちもあったけれど、最終的には日本で仕事しようと思った。そのときのひらめきが今の会社を作った原点」とのこと。
また、「ずっと本を出したいと思っていたからそれも叶えたいと思うようになった。1つ夢をかなえると、こうしたら夢がかなうというコツがわかった気がして、トントン拍子で話が進んだ」と話します。
「今は経営学の勉強をしたり、自分の会社をなんとか回したり、次の本の企画を考えたりしながら、充実した毎日を送っている」とのことでした。
Bさんは本当に時間の使い方が上手で、何事も効率よく、スピーディーに推し進めていくタイプ。話を聞いていると、その力はどこから湧いてくるのかと不思議になることも多々あります。
1人4役、子どもを背負って営業に
最後は、母親・個人事業主・サックス奏者・ヨガインストラクターと、1人で4役をこなすCさんです。
彼女は、自分の事業を持ちながら、週末にはサックス奏者として全国各地でリサイタルをしたり、ジャズバーで吹いたり、商業施設や介護施設などで演奏を行っています。また、平日にはヨガインストラクターとしてヨガスタジオで複数のクラスを受け持っています。
「ヨガは趣味が高じて、それが仕事になった感じ。いわゆる副業みたいな位置づけ。音楽は幼少期からずっとやっていて、演奏会やコンサートで回っているけれど、やっぱり楽しい。自分の生活の軸は仕事と音楽だと思っている」と話します。