「お前はダメな子だ」と言われた子どもが、自分に自身をもち社会を生きていけるはずがありません。子どもの存在を唯一無二の母親が認めてあげないで、誰が認めてあげるのでしょう。赤ちゃんの頃から親に存在を認めてもらったと感じながら育った子どもは、行動力があり積極的な自己肯定感の高い子どもに育ちやすいといわれています。

子どもが言うことをきかなくても「何がしたいの?お母さんはこれがしたいの」と、子どもに寄り添いながらお母さん自身の気持ちもフタをしない。そのように子どももお母さんも不定しない子育てが、負の連鎖が起きにくい子育てといえるでしょう。

お母さんだって人間、お母さんだってできないこともある

「子どもはこうするべきである」「母親はこうするべきである」このような「べき」「ねば」思考が強いと、負の連鎖は起きやすいです。子どもがすべて言う通りに聞いてくれることなんてないですから。反対にいえば、これを前提に考えておけば、子どもが言うことを聞かなくてもイライラせずに済み、お母さん自身も「これをしなければ」から解放されてラクになります。子どももお母さんも笑っていられる、少し肩のちからを抜いた子育てを目指しましょう。

LIMO編集部