新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大が続く中、臨時休校期間中の子どもの過ごし方や大手企業による在宅勤務指示など、さまざまな場所で衛生面や非常事態における考え方の違いが浮き彫りになってきています。

考え方は人それぞれとはいえ、判断を誤れば命を脅かす危険もある今回の問題。価値観の異なる人に対して、どのような姿勢で関わっていくべきなのか。身近にあるエピソードをもとに考えていきたいと思います。

気にしすぎ?神経質?心配するのはおかしなこと…?

店頭から姿を消したマスクや消毒液。増加の一途を辿る感染者数…。未知のウイルスの存在に大きな不安や恐怖を感じながらも、「気にしすぎ」「神経質」というレッテルを貼られることを恐れ、さらに疲弊してしまっている人も少なくないようです。