・「咳やくしゃみもないですし、健康状態も良いので普段通りの生活をしていますが、マスクをしていないからか、なんだか最近周りの目や態度が冷たい気がします。マスクはどこも品切れですし、何とも言えないストレスを感じています」
・「送別会が相次いで中止になって、ついには同僚との飲み会も中止になってしまい、正直ウンザリしています。倒産する会社なんかも出てきているようなので、自分としては少しでも経済活動に貢献したいのですが…。みんなちょっと騒ぎすぎじゃないですか?」
・「会社からは休んでも良いと言われているのですが、子どもも臨時休校中ずっと家にいる方がストレスで身体にも悪いと思うので、子どもは学童に行かせて私も通常通り出勤しています。学童が閉所にならなくて本当に良かったです」
このように、基本的にこれまでと同じスタンスで過ごす人たちにとって、このところの世間の自粛ムードや人々の警戒モードは「ちょっと面倒」な状態です。また、非常時にも落ち着いて行動ができる人は、パニックを起こさないためには欠かせない存在でもあります。
とはいえ、相手は未知のウイルスであり、そのような「見えない敵」に対して不安を感じる人が多くいることも事実。感染防止に努め、不安を少しでも取り除こうとしている人たちを「神経質だ!」と非難することは控えましょう。
戦うべきは人ではなく、ウイルスだということ
現時点において、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、その実態や感染源、感染経路、治療法など、はっきりとしていないことだらけです。