そのような中、日経平均株価は再び下値を模索する展開となりました。寄り付きは安かったものの、その後一時+107円高まで上昇し、20,000円台回復目前まで迫りました。

しかし、その直後からほぼ一貫して下落基調が続き、大引け直前には一時▲474円安まで下落する場面が見られています。

結局、大幅反落となって終値ベースでは2018年12月26日以来となる19,500円割れとなりました。ただ、前日の取引時間中に付けた昨年来安値(18,891円)に迫るような下落ではなかったようです。

なお、TOPIXも同じような値動きで大幅反落となり、終値でも再び1,400ポイントを下回りました。

東証マザーズ株価指数は▲5%安に迫る大幅反落、売買代金は再び1,000億円を下回る

東証マザーズの出来高は8,236万株、売買代金790億円となり、いずれも前日より大幅に減少しました。新興市場では個人投資家の模様眺めムードが鮮明となり、売買代金は再び1,000億円を下回っています。

さらに、新規上場(IPO)銘柄への資金シフトに伴う換金売りが相応に出たと見られ、株価指数は▲5%安に迫る急落となりました。いよいよ600ポイント割れが近づいてきたと言えそうです。

NECなどハイテク株が軒並み大幅下落、東海道新幹線の乗車率半減のJR東海も大幅安

個別銘柄では、ソニー(6758)、NEC(6701)、富士通(6702)など、前日に買い戻されたハイテク株が軒並み大幅安となりました。