違う形で出品されること
フリマアプリの歴史を見ると、過去にいろいろなモノが出品されてきました。その中で世の中にインパクトを与えたのが「1万円札」です。
1万円札を額面よりも高い金額で取引したために、ニュースにもなりました。その後1万円札としてではなく、「折り紙」や「本のしおり」など形を変えて出品されていたこともあり、これも大きな問題となったのです。
今回のマスクもこれと同じことが起こるかもしれません。もし出品時に形を変えてマスクが売られてしまった場合、取り締まることができるのかどうかも課題として残っているのではないでしょうか。
まとめ
今回の法改正でマスクの転売が禁止になったのは、意味のある一歩であることは間違いありません。ただこのような懸念材料がある以上、フリマユーザーとしてはもう一歩踏み込んで欲しいとは思います。
また個人のユーザーとしては、「転売されているマスクを買わない」というのも大切な選択と言えるでしょう。後々「こんなに心配しなくてもよかったね」となることを願いたいです。
【参考】
(※1)『「国民生活安定緊急措置法施行令の一部を改正する政令」が閣議決定されました』経済産業省
(※2)『ヤフオク!ガイドライン細則の改定について(マスク等の出品について)(2)※3/6更新』ヤフオク!
(※3)『マスクや消毒液やトイレットペーパーの状況 ~不足を解消するために官民連携して対応中です~』経済産業省
(※4)『マスク、消毒液の出品自粛について』モバオク
(※5)『ヤフオク!ガイドライン細則の改定について(マスク等の出品について)(3)』ヤフオク!
(※6)『新型コロナウイルス感染拡大に伴う衛生マスクの出品禁止について』メルカリ
川崎 さちえ