そのような中、日経平均株価は急落となりました。寄り付きから全面安となり、前場の終盤には一時▲1,277円安まで売られる場面が見られました。その後は買戻しの動きも見られたものの、結局▲5%超安の大幅続落で引けています。
株価指数が▲5%超安というのは暴落に近い水準と言えましょう。もちろん、今年最大の下落率です。ちなみに、終値ベースでは20,000円を大きく割り込み、昨年の大発会以来の安値となりました。
なお、TOPIXも同じような値動きで大幅反落となり、終値は1,400ポイントを割り込みました。ちなみに、終値で1,400ポイントを下回るのは、2016年11月11日の“まさかのトランプ大統領当選ショック”以来、約3年4カ月ぶりのことです。
東証マザーズ株価指数は▲10%安に迫る暴落、売買代金は6日連続で1,000億円割れ
東証マザーズの出来高は1億2,273万株、売買代金997億円となり、いずれも先週末より増加しました。先週とは異なり、新興市場でも個人投資家の見切り売りが多く出たようです。そのような投げ売りが出た状況においても、売買代金は1,000億円には届かない盛り上がりに欠けた商いとなりました。
なお、株価指数は▲10%安に迫る暴落となり、終値は2014年5月以来となる約5年10ヶ月ぶりの安値水準で引けています。
ソフトバンクGと楽天が▲10%超安の暴落、MUFGなどメガバンク株も軒並み暴落
個別銘柄では、主力大型株は総じて急落や大幅下落となりましたが、とりわけ、ソフトバンクグループ(9984)が終値で▲10%超安の暴落となったのが目立ちました。先週末の▲6%超安に続く急落でしたが、同じ通信株では楽天(4755)も▲10%超安の暴落のまま引けています。