そのような中、日経平均株価は終日マイナス圏で推移しました。安く寄り付いた後で下げ幅を拡大し、後場の序盤に一時▲715円安まで下落しました(約半年ぶりの安値水準)。

その後はやや盛り返しましたが、結局は3日ぶりの反落となり、今年3番目に大きい下落率で引けています。

なお、TOPIXも同じような値動きで大幅反落となり、下落率は▲3%に迫りました。また、終値は1,500ポイントを割り込んでいます。

東証マザーズ株価指数は3日ぶり大幅反落、売買代金は5日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は6,919万株、売買代金769億円となり、いずれも前日より減少しました。新興市場でも個人投資家の見切り売りは出たものの、それ以上に様子見スタンスが強く、売買代金は5日連続で1,000億円を下回っています。

また、株価指数は▲4%安に迫る急落となり、再び700ポイント割れが近づきました。今後は個人投資家の物色意欲次第と言えましょう。

ソフトバンクGが▲6%超安の急落、大型買収の断念が報道されたセブン&アイHDは急騰

個別銘柄では、主力大型株はインバウンド関連を始めとして総じて大幅安となりましたが、とりわけ、ソフトバンクグループ(9984)が▲6%超安の急落となったのが目立ちました。