ただし、「とりあえず収入が多い方が払えばいい」といった安易な考えには注意が必要です。たとえ支払う側が納得していても、もう片方が「子ども関係のお金を払っているのは妻だけだ」「夫にばかり負担してもらって申し訳ない」とモヤモヤを感じるケースも珍しくありません。
相手に負担が偏りすぎると、その状況に対する罪悪感が生まれてしまいます。習いごと代や衣服費だけでも片方が払うなど、夫婦間のバランスがうまく取れるよう工夫してみましょう。
まとめ
子どもにかかるお金は、今回ご紹介したお小遣いや教育費以外にもたくさんあります。大学に進学する場合、大学や予備校に払うお金だけでなく、下宿にともなう出費が発生する可能性もゼロではありません。
そうなると、小学校から高校までにかかる教育費を払いながら、大学進学に備えた貯金をする必要があります。子どもの選択を狭めないためにも、できるだけ早い時期から貯金に取り組んでおきましょう。
LIMO編集部
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LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ49年(589か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2024年9月30日)。