自分亡きあとの家計を試算してみる
では、みなさんは死亡保険金額をどのように決めましたか?
保険会社の営業マンに勧められるままに加入したり、同僚や友人の話を聞いて、とりあえず同じくらいの金額にしてみたり・・・という人も多いのではないでしょうか?そのような場合は、ちょっと注意が必要かもしれません。
いざというときに必要な金額は家庭によって異なります。
「自分が死んでも3,000万円もあれば、家族はなんとかなるだろう」――そんな漠然とした安心感のために掛け金を払い続けている人は、すでに「保険貧乏予備軍」かもしれません。
解約返戻金なしの終身保険が主流になっていることもありますので、年齢・家族構成・健康状態などを考慮しながら、定期的に保障内容の見直しをすることはとても大切なことだといえます。
「あの世」に行った後のことを考えるのは気乗りがしない人も多いと思いますが、ぜひ一度「自分が死んだ3カ月後→半年後→1年後」の家計をシミュレーションしてみましょう。「そこまで高額な保障は必要ないかも・・・」などと見通しが立ち、不要な保険を解約し貯蓄に回せるケースも考えられます。