(1) 家計簿が苦手なAさん

都内でメーカーのOLをしているAさんは、2年後までに2人で500万円が目標。結婚資金用に新しく通帳を作り、毎月の給与と夏冬のボーナスで積立をスタートしました。Aさんは家計簿をつけるのが苦手で、食品は週末に一週間分をまとめ買いしています。

「ちょっとした買い物」については1カ月分、決まった金額だけ交通系電子マネーにチャージして、その範囲内で使うことにしました。五百円玉貯金にもチャレンジして、2年目で目標の貯金を達成することができたそうです。

(2) 結婚に向けて同居で節約したBさん

お互い一人暮らし同士だったBさんカップルは、結婚を決めてすぐに同居を開始。料理が苦手だったBさんも、簡単だけど毎日料理をするように。2人分の食費、水道光熱費や家賃などの固定費が節約できたことで、毎月の貯金額は倍増。

週末は式場のブライダルフェアや新居探しに出かけています。Bさんの彼は家電好きなので、新生活の家電選びにワクワクの様子。次第に彼の収入のみで生活費を賄えるようになり、目標額を1年ほどで達成できたといいます。

(3) 焦らずゆっくり検討中のCさん

OLのCさんは一人暮らし、彼は実家暮らしのカップルです。彼には実家暮らしを続けてもらいながら、貯金計画を立てました。彼は自発的に飲み会を減らし、Cさんも洋服代やランチ代を節約。食事も、彼女の手料理を家で食べることが多くなりました。式場や新婚旅行について焦らずじっくり検討中で、生活スタイルを組立てながら2年で目標金額に到達したそうです。

さいごに

先輩たちの失敗談や節約エピソード、いかがでしたか?
結婚資金の平均が480万円を超えると聞くとちょっと驚く人もいるかもしれません。それでも2
人で協力しながら確実にお金を貯めていきたいですね。

結婚式に関しては、必要な部分と不要だと思う部分をしっかり見極め、満足度の高い内容で決められるといいですね。

また、結婚資金の準備をきっかけに、2人でお金の話をフランクにできる関係を作っておくこともオススメです。

結婚生活はこの先何十年も続きます。貯め方や使い方などで、共通の金銭感覚を持つことは、これから家族として生活する上で、とても大切なことですから。

【参考】
ゼクシィ結婚トレンド調査 2019 首都圏」㈱リクルートマーケティングパートナーズ

LIMO編集部