そのような中、日経平均株価は大幅続落となりました。寄り付きから売りが優勢となって下げ幅を拡大し、後場の終盤に一時▲1,031円安まで急落し、21,000円を割り込む場面が見られました。

大引けに掛けて謎の急伸があったものの、結局は▲800円超安の5日続落で引けています。

ちなみに、終値ベースで見た週間騰落率(先週末の終値との比較)は▲9.6%安でした。株価指数が1週間で約▲10%下落するのは“暴落”と言っていいでしょう。

この週間下落率はリーマンショック時(2008年10月20日~の週に▲12.0%、2008年10月6日~の週に▲24.3%)以来のことです。

なお、TOPIXも同じような値動きで大幅5日続落となり、一時1,500ポイント割れ寸前まで下落しました。

東証マザーズ株価指数は大幅4日続落、売買代金は28日ぶりに1,000億円上回る

東証マザーズの出来高は1億3,447万株、売買代金1,148億円となり、いずれも前日より大幅増加となりました。

新興市場では個人投資家の投げ売りがピークに達した感があり、結果的に活況な商いとなっています。売買代金は28日ぶりに1,000億円を上回りました。

また、株価指数は▲6%超安の急落となって4日続落で引け、取引時間中に一時700ポイントを割り込む場面が見られています。終値はかろうじて700ポイントを維持しました。