ほぼ全面安の中で主力株は軒並み大幅下落、長期休園発表のオリエンタルランドが逆行高
東証1部の98%超が下落するなど全面安の状態となり、主力大型株は軒並み大幅下落となりました。
個別銘柄では、NEC(6701)、KDDI(9433)、ルネサスエレクトロニクス(6723)、スズキ(7269)、信越化学工業(4063)、リクルートホールディングス(6098)、三井不動産(8001)などが終値で▲6%超安の急落となっています。
一方、極めて少ない数の値上がり銘柄の中では、取引時間中に「東京ディズニーランド」「ディズニーシー」の2週間超にわたる長期休園を発表したオリエンタルランド(4661)が小幅上昇ながら逆行高となりました。
また、ANAホールディングス(9202)も、ザラバで昨年来安値更新後に買い戻され、終値は上昇しています。
その他では、取引時間中に増配と自社株買いを発表した長谷工コーポレーション(1808)が直後から急伸して一時+8%超高へ急騰したことが目を引きました。
新興市場(東証マザーズ)では、大型株式市場以上に軒並み値を下げる銘柄が続出する中、メルカリ(4385)が堅調に推移して逆行高となりました。
葛西 裕一