退職金をみんな、いくらもらっているのか

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退職金(退職給付金)というと、現役のはたらく世代ら見れば「ちょっと遠い先の話」とみられがちだが、40代も半ばになると定年退職を意識するという人も出てくるであろう。そこで今回は、厚生労働省「平成30年就労条件総合調査」「退職給付(一時金・年金)の支給実態」をもとに、退職給付額がいくらなのかについて見ていきたい。

退職者一人平均退職給付額(勤続20年以上かつ45歳以上の退職者)

一口に退職金といっても、学歴(大学・大学院卒業、高校卒)やどのような退職理由(定年、会社都合、自己都合、早期優遇)なのかによって異なってくる。

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みんなは一体どれくらいの退職金を手にしているのであろうか。

はたらき方によって退職金が異なってくるというような理解はできようが、他人のお金の話を直接聞くということをはばかられるという人も多いのではないであろうか。そのような場合には、統計データを見て概観するという方法がある。

ここでは、平成30年調査の厚生労働省が発表した退職金のデータについては見ていくことにしよう。

まずは、大学・大学院を卒業した場合はどうであろうか。

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執筆者
泉田 良輔
  • 泉田 良輔
  • 証券アナリスト/経営者/元機関投資家

愛媛県松山市出身。2013年に株式会社ナビゲータープラットフォーム(以下、ナビプラ)をシティグループ証券出身の証券アナリストであった原田慎司らとともに創業。ナビプラでは2013年に、個人投資家のための金融経済メディア「Longine(ロンジン)」を立ち上げ、編集長に就任。その後、株初心者向けネットメディア「株1(カブワン)」、2015年には、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」の前身となる「投信1(トウシンワン)」を立ち上げる。それ以前は、日本生命・国際投資部で外国株式ファンドマネージャー、フィデリティ投信・調査部や運用部にて10年に渡ってインターネット、電機(半導体・民生・産業エレクトロニクス)、機械(ロボットやセンサー企業中心)といったテクノロジーセクターの証券アナリストや中小型株ファンドのアシスタント・ポートフォリオ・マネージャーとして従事。スペイン・ドミニコ会が設立した私立愛光中学校・愛光高等学校で6年間の寮生活を経て、慶応義塾大学商学部卒業。学部では深尾光洋ゼミにて国際金融及びコーポレート・ガバナンスを専攻。アジア通貨危機、昭和金融恐慌などの金融パニックのメカニズムを金融政策や金融機関への規制の観点から研究。それらの内容は「昭和金融恐慌からの教訓 平成恐慌になにをどう生かすべきか」(三田商学研究学生論文集)として発表。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科修了(同研究科最優秀賞受賞)。大学院では農業用水を活用した小水力発電システムをテーマに再生可能エネルギーシステムデザインの研究を行う。著書に『機関投資家だけが知っている「予想」のいらない株式投資』(ダイヤモンド社)『テクノロジーがすべてを塗り変える産業地図』『銀行はこれからどうなるのか』(いずれもクロスメディア・パブリッシング)『Google vs トヨタ 「自動運転車」は始まりにすぎない』(KADOKAWA)『日本の電機産業 何が勝敗を分けるのか』(日本経済新聞出版社)。また「日経BizGate」での連載「泉田良輔の新・産業鳥瞰図」「現代ビジネス」「東洋経済オンライン」「プレジデント」などへの寄稿や対談も多数。対談記事例としては「【未来予想】ブロックチェーン革命が、「半沢直樹」の世界に終わりを告げる(NewsPicks)」や「【未来予想】アマゾンとビットコインが、次世代の「銀行」になる理由(NewsPicks)」、「米独に遅れる日本の自動運転、自動車も電機の二の舞に?(週刊ダイヤモンド)」。海外ジャーナリストからインタビューされることも多く、Financial TimesThe EconomistBloombergにおいて自動車や金融業界についての国内外産業動向コメントも発信している。講演会や動画での情報発信も盛んに行っており、NewsPicksのTHE UPDATE、日経ビジネススクール慶應丸の内キャンパスなどでも講義を行う。またNewsPicksのNewSchoolではプロジェクトリーダーとして「本当に初心者のための資産運用」を開催。東京工業大学大学院非常勤講師として「エネルギー政策・経済特別講義」を2016年度から行う。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA) Blog:「泉田良輔の考え」 Twitter: @IzumX