子どもの一言に大いに反省

──子どもの前で夫婦喧嘩をしてしまったときのこと。娘が泣きながら仲裁に入りました。そのときに「パパ、ママ、喧嘩しないで。私が怒られるよりも、パパとママが喧嘩しているときのほうが胸がキューってするの」と言われて…。何があっても子どもの前で喧嘩をしてはいけないな、と猛省しました。

──仕事が忙しくて疲れているときに、つい「今日は疲れているからご飯お外で食べようか」と息子に告げると、「お外でご飯食べたら、ママ元気になってにっこりしてくれる?」って。あぁ、最近余裕がなくて笑顔を忘れていたなぁ、と反省しました。

──子どもが話かけてきたのに、ついついスマホを見ながら返事をしていた私。そのときに悲しそうに「話をしてるのはスマホじゃないよ?」と言われました。それ以来、子どもの前ではよほどのことがない限り、スマホを触らないようにしています。

──道路でこけて、ひどく擦りむいた息子。涙をこらえて最初に発した言葉が「ごめんなさい」でした。おそらくこけて私に怒られると思ったのでしょう。いかに私が些細なことで子どもを叱っていたのか…ハッとしました。

──我が家に遊びに来た友人に、ダンナのことを愚痴っていたときのことです。ついポロっと「ダンナのああいうところが嫌いなのよ」と言ってしまったんです。すると今まで隣で遊んでいた子どもが私の方を向いて「パパの悪口言わないで!」って。あぁ、この子は、大切なお父さんのことを悪く言われて嫌な気持ちになっていたんだなぁ…と思うと自分の軽率な発言が恥ずかしくなりました。