住宅ローンの返済期間が35年間の場合、65歳で定年退職を迎えるなら30歳までにローンを組めば定年退職までに完済できます。60歳で定年退職なら、25歳が定年までに完済できるタイミングとなります。そう考えると、マイホームの計画は早めに立てたほうが安心だといえるでしょう。
なお、日本FP協会が公表している「主なライフイベントにかかる費用の目安」では、住宅の平均購入価格は建売住宅が約3,340万円、マンションが約4,270万円と示されています。(出所:住宅金融支援機構)住宅取得額の15%ほどを貯めておけば、手付金や諸経費などに対応できるでしょう。住宅ローンを組む年齢を考慮しながら、計画的に貯金していきましょう。
まとめ
「愛さえあればお金はいらない」とはいえ、お金は結婚生活の幸福度を左右させる重要な要素の1つです。金銭的な不安を抱えた生活を送ることのないよう、将来必要になるお金の見通しを立てておきましょう。
とくに子育てやマイホームの購入には、まとまったお金が必要となります。「どういった制度があるのか」「定年までに完済するには何歳までにローンを組むべきか」などを考えておき、貯金の計画を進めておくのもいいですね。愛もお金もある明るい家庭を築けるよう、今のうちからお金と知識をしっかり備えておきましょう。
参照:日本FP協会「主なライフイベントにかかる費用の目安」
LIMO編集部