一生シングル生活をすると決めた女性の中にはマンションを購入する人もいます。ワンルームマンションでも十分に生活できますし、購入価格も自身の貯蓄と収入で賄えることが多く、防犯面や資産価値、大きな安心感も得られます。実際にマンションを購入してみてどうだったのか、おひとりさま宣言をしているAさんに話を聞いてみました。
「賃貸アパートの気楽さに慣れていましたが、老後を見据えてシングル世帯向けのマンションを購入しました。ローンの支払いは、以前の家賃と同じくらい。『自分の家が手に入った』という安心感は、非常に大きいものです。」
住宅ローンの重圧や固定資産税の支払い、管理等が必要となりますが、賃貸物件でも礼金や更新料が必要となります。トータルで考えると、老後の住まいを確保できるという安心感の方が勝るようです。
[3] 適切な金銭感覚
自分のお金を自由に使える独身の場合、日々の中でついご褒美や贅沢をしてしまいがち。しかし、収入に限界のある老後を想定した場合、正しい金銭感覚を維持するチャレンジも必要となります。家計の枠を決めてコツコツと工夫をしているBさんの事例を見てみましょう。