新型肺炎の影響が懸念される回転寿司業界
くら寿司が今後の目玉店として、浅草にインバウンド対応の新型店舗をオープンしたのが今年1月22日。しかしその直後に新型肺炎問題が広がり、訪日外国人観光客は激減しています。
繁華街の回転寿司店は訪日外国人の人気スポットであるため、くら寿司以外の回転寿司チェーン店も新型肺炎の影響は小さくないでしょう。また、政府は不要不急の外出を控えるよう呼びかけており、飲食のみならず経済全体への深刻な打撃は避けられないと予想されます。
回転寿司業界では無類の強さを発揮するスシローも新型肺炎問題の影響を受け、遂に成長が失速してしまうのでしょうか。まずは2月の月次数字の状態が注目されます。
石井 僚一