日本証券業協会によれば、有価証券報告書は「金融商品取引法に基づいて上場会社が事業年度ごとに作成する会社内容の開示資料です。上場会社が会社内容の開示している「有価証券報告書」をもとに、平均年収が高い会社をチェックしてみましょう。
数ある会社の中でも群を抜いているのは、平均年収が2000万円を超えているキーエンスです。次いで1600万円以上~1700万円未満のラインにはTBSホールディングスとヒューリック、1500万円以上~1600万円未満には三菱商事や伊藤忠商事が位置しています。さらに1000万円以上のラインには、三井物産・三菱ケミカルホールディングス・日本テレビホールディングス・住友商事・東京海上ホールディングスなどが名を連ねています。
こうみると、大企業の中でも総合商社やマスコミ、不動産、金融といった業種は、平均年収が高い傾向があるようです。各社の福利厚生や労働量などを考慮しつつ、転職先を選ぶ際の参考にしておきましょう。
転職を成功させるには
平均年収が高い企業に転職できたからといって、努力せずに高収入を得られるというわけではありません。高収入を得られる人材を目指し、生活スタイルや仕事に対する意識を高めておくことが大切です。