かわいい花とナチュラルな雰囲気が魅力のマーガレット。霜や寒波に当たらなければ冬でも開花が楽しめますが、うっかり「霜にあたってしまい弱ってしまった」「寒波で傷んでしまった」という経験をされた方も多いのではないでしょうか。
残念ながら、傷んでしまった葉が元に戻ることはありません。しかし、早めに切り戻しをすれば春にかわいい花を咲かせることは十分に可能です。
そこで今回は、静岡県の園芸店「プチ・フルール」さんのYouTubeチャンネル「プチフルール 園芸Ch(@petit_fleur)」に投稿されている動画「【切り戻し】寒波で傷んだマーガレットを復活させる方法...早めに対処してください」から、弱ったマーガレットの復活方法をご紹介。
あわせて剪定(せんてい)10日後と2か月後のビフォーアフターもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介する切り戻しの実践動画は2025年2月21日に、切り戻しから2か月後の様子は2025年6月3日に公開されたものです。また、「プチフルール 園芸Ch(@petit_fleur)」さんより掲載許可をいただいております。
1. 【園芸のプロが解説】マーガレットの切り戻し!基本の流れ&注意ポイント
切り戻しをする前に、まずは基本の流れと注意ポイントから確認しておきましょう。
【基本の流れ】
- 傷んだところをハサミで切って取り除く
- 傷んだ葉っぱを手で取り除く
- 切った長さに合わせて全体を切りそろえる
【注意ポイント】
- 全体を同じ長さで切りそろえる
- 葉っぱは残さなくても復活する
- 短くなっても復活するが時間はかかる
プチ・フルール(@petit_fleur)さんいわく「傷んだところだけでなく、全体的に切りそろえることで復活したときにキレイな形になる」とのこと。
また「葉が無くても茎が短くなっても復活するものの、開花まで2か月半~3か月ほどの時間を要する点については注意してほしい」と話されていました。
それでは、切り戻しの詳しいやり方について見ていきましょう!
2. 【園芸のプロが解説】寒波で傷んだマーガレットの切り戻し方法
2.1 マーガレットの切り戻し《傷みがひどいとき編》
「全体的に葉がチリチリになってしまった」「内側の葉も外側の葉もボロボロ…」など、ひどく傷んでしまったときは、ガッツリと強剪定するのがおすすめとのこと。
傷んだ葉がついている茎は根元から10cmほどの場所をハサミでカットし、根元のほうに残っている傷んだ葉や古い葉も手で取り除いていきます。
切り戻し後は葉がまったくない状態になりましたが、もともとマーガレットは丈夫な性質。この姿でも復活する可能性が十分にあるそうです!
2.2 マーガレットの切り戻し《少しだけ傷んだとき編》
「ところどころ葉が傷んでしまった」「一部だけ変色してしまった」など、傷みが少ないときは先ほどより長めにカット。葉を残す方法で切り戻していきます。
傷んだところだけ切り戻すのも悪くありませんが、切り戻しをした茎の高さにあわせて全体を切りそろえることで復活後のバランスが良くなるそうです。
2.3 【重要】切り戻し後は肥料を与える
全体的に傷んでしまったときも、ところどころ傷んでしまったときも、切り戻しをしたあとは肥料を与えるのが必須。肥料を与えないと復活しない恐れもあるそうです。
肥料によって適切な量が違いますので、パッケージの記載を確認して適量与えるようにしましょう。
2.4 切り戻し後の管理と復活までの時間
切り戻し後、プチ・フルール(@petit_fleur)さんのお店では無加温のビニールハウス内で管理されたとのこと。この管理方法だと、2か月半後くらいに開花が期待できるそうです。
一般家庭の屋外で管理する場合だと花が咲くまで3か月ほど必要になり「2月上旬に切り戻しをしたら開花は5月上旬頃が目安」と話されていました。これは温暖地が基準になっていますので、寒い地域ではもう少し時間がかかることもあるそうです。
それでは、切り戻しをしたマーガレットがどう復活するのか、切り戻しから10日後と2か月後の様子を見ていきましょう!
3. 【マーガレットの切り戻しビフォーアフター】10日後と2か月後の様子
切り戻しから10日後(2025年2月20日)のマーガレットを見てみると、すでに新しい芽が大きくなり始めていることが分かります。この芽が伸びて新しい茎に育っていきますよ。
さらに2か月後(2025年4月15日)、切り戻した4鉢のうち2鉢にかわいい花が咲きました!まだ開花していない2鉢にもたくさんのツボミがついており、どれも見事に復活してくれたことが分かります。その後、5月に入るころには満開になったそうですよ。
こちらのマーガレットは切り戻し後にビニールハウスで管理したものなので、一般のご家庭だともう少し時間がかかるかもしれません。プチ・フルール(@petit_fleur)さんが話されていたように、切り戻しから復活までは3か月が目安。花が咲くまで寒波に当たらないよう、十分気を付けながら管理を続けてくださいね。
4. まとめにかえて
今回は静岡県の園芸店「プチ・フルール」さんのYouTubeチャンネル「プチフルール 園芸Ch(@petit_fleur)」の投稿動画から、霜や寒波で傷んだマーガレットの切り戻し方法&注意ポイントをご紹介しました。
切り戻しをして短くなっても、また葉が無くなってしまっても、復活させることは十分可能とのこと。ただし、花が咲くまで2〜3か月ほどかかるそうなので、春に満開の姿を楽しみたいときは早めに対処することが重要とのことでした。
寒さでマーガレットが傷んでしまったときは、プチ・フルール(@petit_fleur)さんのYouTube動画をチェックし、プロの作業をお手本にしながら切り戻しにチャレンジしてみてくださいね。
また、本動画以外にも「プチフルール 園芸Ch(@petit_fleur)」では多くの園芸情報が投稿されています。植物の育て方はもちろん、寄せ植えの作り方や季節のお手入れ方法、新品種の紹介など情報盛りだくさんなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
プチ・フルール(@petit_fleur)さん、ご協力ありがとうございました!
5. 【園芸に関する費用】2024年の園芸用品に関する支出は3848円
ガーデニングなど、新たな趣味を始めたいというとき、「どれぐらいの費用がかかるのか」が気になる方も多いのではないでしょうか。
総務省統計局のデータによると、2024年の園芸用品に関する支出は3848円となっています。
5.1 園芸用品に関する支出は3000円台後半から4000円台前半で推移
- 2017年:3653円
- 2018年:3606円
- 2019年:3498円
- 2020年:3778円
- 2021年:3794円
- 2022年:4274円
- 2023年:3969円
- 2024年:3848円
園芸用品に関する支出は、2019年以前では全体としては減少傾向にありました。
しかしながらコロナ禍の影響もあってか、2020年より増加の兆しが見られました。その後2023年には減少に転じましたが、全体として近年は3000円台後半から4000円台前半で推移しています。
続いて、実際に園芸に利用する植物に関する支出も見ていきましょう。
5.2 園芸用植物に関する支出は、3000円台前後で推移
- 2017年:3509円
- 2018年:3198円
- 2019年:3068円
- 2020年:3226円
- 2021年:3370円
- 2022年:3476円
- 2023年:3301円
- 2024年:2922円
園芸用品同様、2020年から2022年にかけて増加傾向にあり、2023年には減少に転じていることがわかりました。
揃える道具や、育てる草花の種類によって費用は大きく変わってきます。
支出の金額を見る限り、ガーデニングは、比較的コスパよく楽しめる趣味といえそうです。これからガーデニングを始めたいという方は、ひとつの目安としてみてください。
6. こちらの記事もおすすめ!シクラメンの花がたくさん咲く「育て方のコツ」
【シクラメンの育て方】寄せ植え講師が解説!花がたくさん咲く「3つのコツ」初心者でも簡単です
こちらの記事では、SNSでガーデニング情報を発信している寄せ植え講師「きの子(@miekinoco)」さんの投稿動画「シクラメンの花を咲かすコツ」をご紹介。
「3つのコツ」を意識してお世話するだけで、たくさんの花が咲くようになるそうです。初心者さんでも簡単にできる作業ですので「今年の冬こそは満開のシクラメンを長く楽しみたい!」という方は参考にしてみてはいかがでしょうか。
参考資料
- YouTube「【切り戻し】寒波で傷んだマーガレットを復活させる方法...早めに対処してください」
- YouTube「【結果報告】切り戻したオステオスペルマム こんな立派に咲きました!+マーガレット」
- 総務省統計局 1世帯当たり年間の品目別支出金額(総世帯)
- きの子さんInstagram「シクラメンの花を咲かすコツ」
LIMOガーデニング部