現状は適切な人員が配置できると考えていますが、正直なところ、大会が始まると何が起こっても不思議ではありません。足らなくなると大変ですが、人が余っても手持ちぶさたになります。これは過去大会でも起こった話です。どれぐらいの人員がいいのか、本番が始まってからも微調整を続けることになると思います。

そして、万が一、想定外の事象が発生し、人員が不足するような事態になった場合には、ボランティアの皆さんに「もう1日追加で来ていただける方はいませんか」といったお願いをすることもあるかもしれません。

派遣社員はまだ募集広告が出ているが?

――ボランティアが不足しているわけではないということですね。逆に、派遣社員は集まっているのですか。昨年11月に広告が出て、約2000人を募集するとのことでしたが、いまだに広告が出ていますね。

:派遣職員のほうにも多くの方の応募をいただいています。ただし、これからまだまだ人材が必要になります。1月1日現在で3400人弱の人数がいると言いましたが、大会時には職員だけで約8000人になる予定です。

その差である約4000人以上の方を直接雇用、パートナー企業や自治体からの出向者、派遣職員と雇用形態はさまざまですが、これから受け入れます。職員の数はこれから大会が近づくにつれさらに増えます。

――追加の4600人の中に、パソナで募集している2000人も含まれているということですか。

総務局 人事部 採用課長 朱 賢太氏

:正確には人数ではなくジョブタイトルの数であり、2000人ではなく2000ポジションです。1つのポジションで複数の人員を採用することもありますので、実際には派遣職員は2000人以上になります。

これまでは準備フェーズで、組織委のスタッフも建物の建設や車両の調達など、まさに準備の仕事をしてきました。今後はこれらがそろった上で、会場でどのように運用をしていくかというフェーズに入ります。

ボランティアの皆さんについても、実際にどのように活動してもらうかという計画を立てなければなりません。「この建物のこの場所に、何日の何時に何人のボランティアが必要か」といった計画表をまさに今、職員が一緒になって作っているところです。

それとは別に6月ごろからは、先ほどご説明したように、会場に入って仕事をする職員も増えてきます。会場に配置される職員は6月ごろから1カ月~2カ月の勤務になります。

つづく:第3回は「大会ボランティアと都市ボランティアの違い」について(2月29日公開予定)

下原 一晃