ちなみに、応募者のうち44%が外国籍の方でしたが、大会運営にはどうしても日本語が必要な部分が多くあることなどから、最終的には12%程度となりました。一方で、その分、12万人の方に活動への参加をお断りすることになり、大変申し訳なく思っています。

現在、大会ボランティアの研修、「フィールドキャスト共通研修」を行っています。この後の流れとしては、3月以降に具体的な役割・活動場所をお知らせする予定です。

その内容を「承諾」いただくことで、正式に役割・活動場所が決まります。そのときになって、役割や活動場所が希望と合わないという理由で承諾されないボランティアも出てくるかもしれませんが、現時点で、辞退された方はほとんどいません。

組織委員会 総務局 ボランティア推進部 部長 兼 人事部 担当部長 傳 夏樹氏

――大会ボランティアのオリエンテーション(説明会・面談)では、大会関係者が会場間を移動する車両の運転などの活動を行う「移動サポート」への応募が目標を下回っているという説明がありましたが、その後どうなったのですか。

:おかげさまで、「移動サポートでも問題ない」「なんでもやる」と多くのボランティアの方に手を挙げていただけました。3月になってみないと確実なことは言えませんが、現時点では「移動サポート」は不足しておりません。

「移動サポート」以外の活動でもボランティアの数は十分に確保できています。しかし、新聞やSNSなどを見たボランティアの方から、共通研修などの場で「ボランティアが足らないのなら、私の活動日数を増やしてもいい」と言っていただき、大変ありがたく思っています。