最近は、こうした危険から子どもを守るため、使い過ぎを防ぐための利用時間の制限、フィルタリングや課金防止対策がスマホ自体の機能やアプリで提供されるようになっています。スマホを持たせるときには、子どもが安全にスマホを使える環境も同時に整えてあげることが必要ですね。

まとめ

大人でもついつい使いすぎてしまうのがスマホ。それを子どもが持つとなると、ゲームや友だちとのメッセージのやりとりが楽しくてやめられないという気持ちもわかります。子どもときちんと話し合い、ある程度の決まりを作ってスマホを持たせるのがベターでしょう。

また、家族間のコミュニケーションさえもスマホを介したメッセージのやりとりがほとんど、ということにならないよう、こまめに会話の場を設けると良いかもしれませんね。

【参考】
株式会社NTTドコモ モバイル社会研究所『モバイル社会白書Web版』2019年版

注)本文の調査データ引用部分では、「ケータイ」はスマートフォン以外のフィーチャーフォン、キッズケータイを指し、スマホとケータイの両方を保有している場合は「スマホ所有」として集計されています。

中村のぞみ