自宅に野山のような自然美あふれる庭をつくりたいと思っているガーデナーも多いのではないでしょうか。そんな願いをかなえてくれるのが、野に咲く花のような可憐な草花たち。

厳しい冬が明け、凍てついた土から芽を出す生命力あふれる姿は、見る人に勇気と活力を与えてくれるでしょう。今回は早春~春にかけてナチュラルガーデンを彩る花を6種、参考価格とともに紹介します。

記事後半では、庭をナチュラルに見せるレイアウトのコツについてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。

1. この記事で紹介する「ナチュラルガーデンにおすすめの早春~春の花」にまつわるあれこれ

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赤い花を咲かせている、アネモネ

Natalia Hanin/shutterstock.com

  • 植えっぱなしでナチュラルガーデン!早春~春に花が咲く「多年草」6選
  • 庭をナチュラルに見せる《レイアウト》3つのコツ

2. 植えっぱなしでナチュラルガーデン!早春~春に花が咲く「多年草」6選

2.1 アネモネ

明るい色の花が風に揺れる「アネモネ」2/10

淡い紫色、ピンク、白の花を咲かせている、アネモネ

Marina Va/shutterstock.com

風に揺れる細い茎の先に、パッと明るい花を咲かせるアネモネ。赤・青・紫・ピンク・白などの華やかな色と、中央の黒いしべとのコントラストが鮮やかです。

繊細な見た目に反して寒さに強く、一度植えれば自然に増えていくたくましさも持ち合わせています。

※参考価格:50円~100円前後(球根1球)

2.2 原種系チューリップ

素朴で鮮やかな花「原種系チューリップ」3/10

黄色い花を咲かせている、原種系チューリップ

Walter Erhardt/shutterstock.com

原種系チューリップは夏前に掘り上げる必要がなく、植えっぱなしにできるのが魅力。一般的な品種よりも小ぶりで、スッと伸びた細い葉が素朴で野生味あふれる草姿です。

花壇のすき間や小道の脇など、小さなスペースでも愛らしい花を咲かせます。

※参考価格:100円~150円前後(球根1球)

2.3 プルモナリア

葉の模様もおしゃれな、日陰に強い花「プルモナリア」4/10

紫やピンクの花を咲かせている、プルモナリア。葉には白い斑点模様

Avalepsap/shutterstock.com

耐陰性が強く、早春のシェードガーデンの主役として欠かせないプルモナリア。青やピンク、紫などの小さな花が密集して咲くのが特徴です。品種によっては、咲き始めがピンク色で徐々にブルーへと色合いが変化するものもあり、1株で複数の花色が楽しめます。

白い斑点が入った葉は、花がない時期でも庭のアクセントとして活躍します。

※参考価格:600円~900円前後(3号ポット苗)

2.4 スノードロップ

雪の雫のような美しい花「スノードロップ」5/10

白い花を咲かせている、スノードロップ

Roberto Ruskonis/shutterstock.com

スノードロップはほかの花に先駆けて開花し、春の訪れを知らせてくれる球根植物。下向きに咲く白い雫のような花姿は、控えめながらも凛とした強さを感じさせます。

年を経るごとに自然な群生美を作り出し、手間のかからない名脇役です。

※参考価格:100円~150円前後(球根1球)

2.5 ムスカリ

低い位置でユニークな花を咲かせる「ムスカリ」6/10

青い花を咲かせている、ムスカリ

Riccardo Palazzani/shutterstock.com

鮮やかなブルーの小さな花が穂状に咲くムスカリ。細長い葉の間から、三角帽子のような形の花が立ち上がる様子が、庭に心地よいリズム感を与えてくれます。

背の高い主役の足元に敷き詰めるように植えると、庭に立体感を演出するのに効果的です。

※参考価格:50円~150円前後(球根1球)

2.6 ハナニラ(イフェイオン)

星形の可憐でナチュラルな花「ハナニラ」7/10

淡いブルーの花を咲かせている、ハナニラ

Alex Manders/shutterstock.com

ハナニラは星形のブルーや白、ピンクなどの花が可憐。初春に地面から花茎が伸び、株をおおうようにたくさんの花が咲き、ナチュラルガーデンを涼やかに彩ります。

強健で育てやすく、分球やこぼれ種で自然に株を増やすほど旺盛な繁殖力です。

※参考価格:50円~100円前後(球根1球)

3. 庭をナチュラルに見せる《レイアウト》3つのコツ

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白い花を咲かせている、原種系チューリップ。花の中心は黄色

COULANGES/shutterstock.com

3.1 ランダムに配置する

植物を直線的に配置するのではなく、等間隔を避けたランダムな配置を意識することで、人の手による作為を感じさせない自然な庭が形に仕上がります。

また、視線の奥に高さのある植物や、横に広がる植物を植えると、空間に安定感と立体的な奥行きをつくるのに効果的です。

3.2 重なりをつくる

自然界のように群生している様子を演出するために、植物同士の境界を曖昧にします。主役となる植物の根元や隙間を、地面をはうように広がる植物で埋めていくとよいでしょう。

高さの異なる植物を前後左右に重なり合うように植え込むことで、空間に密度とリズムが加わり、複数の種類が互いに肩を寄せ合うような風景に仕上がります。

3.3 色をなじませる

花や葉の色を際立たせるために、対照的な色同士を直接並べるのではなく、間にニュアンスカラーや清潔感のある白をつなぎとして挟みましょう。

これらの中間色が強い色彩同士を優しくつなぎ合わせて、全体を整えてくれます。さらに、落ち着いた質感の葉をアクセントとして加えることで、庭がしっとりと落ち着いた雰囲気になります。

4. 初春~春の花で自然の息吹を感じられるナチュラルガーデンに

冬の眠りから覚めた庭が、暖かくなるにつれて美しさを増す初春~春のナチュラルガーデン。植物の自然の営みが、日常に新鮮な驚きと喜びをもたらしてくれます。

窓を開けるたび、昨日よりも少しだけ大きく生長した植物の姿に気づく瞬間は、ガーデナーにとって至福のひととき。健気に咲く初春~春の花で、自然の息吹を感じられるナチュラルガーデンをつくってみませんか。

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5.2 約半年間ずっと咲く花で、お金をかけない庭づくり

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