改めて問い直す「気候変動」は何が問題なのか

2020年1月21日~24日の4日間にわたってスイス・ダボスにて世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)が開催されました。テーマは「ステークホルダーがつくる、持続可能で結束した世界」。様々なトピックが取り上げられる中、2015年9月の国連サミットで採択された持続可能な開発目標(SDGs)、同年12月に国連気候変動枠組条約締約国会議(COP)で採択されたパリ協定の両方に共通する「気候変動」対策は大きな目玉の一つとなりました。

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持続的な開発目標(SDGs)「13 気候変動に具体的な対策を」

温暖化する地球、想定されるシナリオとその影響

まず、国連の下部組織にあたる「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」が2014年に公表した『IPCC第5次評価報告書(AR5)』によると、「気候システムの温暖化には疑う余地はない」、その上で「人間の影響が20世紀半ば以降に観測された温暖化の支配的な要因であった可能性が極めて高い(95%以上)」とのことです。

世界の平均気温は1880~2012年の過去42年間で0.85℃上昇しました。この気温上昇の半分以上は人間の活動による温室効果ガス濃度の増加等が原因とされています。人間の活動によって増加した主な温室効果ガスには、二酸化炭素(CO2)、メタン、一酸化窒素、フロン類等があり、その大半を化石燃料由来、森林減少や土地利用変化などによるCO2が占めています。

それではこのまま進むとどのような事態が生じてしまうのでしょうか。想定される最悪のケース、高位参照シナリオ(2100年における温室効果ガス排出量の最大排出量相当の予測に基づいたシナリオ)の場合、世界の平均気温は、1986~2005年の平均値を0.0℃とおくと、2081~2100年に最大4.8℃上昇すると予測されています。

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