大きくは5つに整理されるとみている。その5つについて見ていこう。

  • 外出の自粛
  • Eコマースの利用
  • リモートワークの促進
  • 外国人旅行客の減少
  • イベントの中止

こうしたことはすでに多くの方が目にしているかもしれないが、今後の状況次第ではさらにその程度が増していく可能性も高い。

外食や小売店にネガティブな影響

そうなってくると、外食やリアル店舗を持つ小売店の既存店などにはネガティブに働こう。もっともドラグストアなどは、マスクは品切れかもしれないが、殺菌や消毒薬やせっけんなどの予防グッズが好調になる可能性は高い。

EC(Eコマース)は一時的に売上かさ上げか

また、Eコマース企業の業績は外出を控える人が増えることで一時的にかさ上げされる可能性は高い。もっとも配達されるときに人との接触はある程度避けられないため、完全に感染を回避することはできない。

しかし、不特定多数の大人数がいる場所に出向くということは避けることは可能だ。

リモートワークは大注目に

大手IT企業などは今回の新型コロナウイルスの広がりを懸念し、すでにICTを活用してリモートワークを推進しているケースも出てきている。しかし、そのケースは大部分というわけではない。