「65歳定年制」が浸透し、厚生労働省が公表している日本の平均余命は80歳代と延びています。仕事が定年となった後の生活に不安を抱えている人は少なくないでしょう。今回は、老後の不安を少しでもやわらげるために、貯蓄をどう増やし蓄えるべきか考えていきます。
平均寿命が30年で5歳以上延びている!?
まずは、日本の平均余命が伸びている点に着目しましょう。
厚生労働省の「平成30年簡易生命表の概況」(2018年)によると、1990年と2018年を比較すると、男女ともに5~6年ほど平均寿命が延びています。
男性・・・・1990年:75.92歳、2018年:81.25歳
女性・・・・1990年:81.90歳、2018年:87.32歳
仕事の定年がだいたい65歳ですので、多くの人が約15~20年間を、年金と現役時代に積み立てた貯蓄で過ごさなくてはなりません。
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LIMO編集部は、LIMO編集長である宮野茉莉子を中心に、経済や資産形成や資産運用といった投資をテーマとし、金融機関勤務経験者である編集者が中心となって情報発信を行っています。加えて「くらしとお金」に関係する旅行、園芸、ショッピングや外食といった身近なテーマを各種専門家である編集者がわかりやすく解説します。LIMO編集部のメンバーは、大手金融機関で機関投資家としてファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社やメガバンク、信託銀行で富裕層・準富裕層への資産運用アドバイス担当、調査会社のアナリスト、ファッション誌の編集長、地方自治体職員、ネットメディアの経験者などで構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ47年、正確には565か月となります。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFPなどの資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。LIMOは株式会社ナビゲータープラットフォームが運営しています(最新更新日:2024年4月22日)。