毒親の影響から脱出するためには
毒親からの影響を脱するための有効手段として、主に3つが考えられます。
- 距離をおく
- 友だちや恋人などに親への不満を話す
- カウンセリングを受ける
筆者のように、距離をおくことで親の子どもへの依存度が減り、関係が良好になることもあります。また信頼できる人に話すことは、自分のストレスを軽減することにつながります。ただ、信頼できる親しい人だからこそ、話すことに抵抗を感じることがあるかもしれませんね。
その場合は、プロのカウンセリングを受ける方がよいでしょう。これまで見えていなかった問題点がわかり、改善へ向けた冷静な視点からのサポートが得られると思います。
まとめ
過干渉やコントロールをする毒親にならないためには、子どもは自分とは違う人格であること、親は日頃は見守りいざというときに助ける立場なのだということを、頭に刻み込んでおくことが必要なのかもしれません。
また、いつも親が先手を打って子どもを保護していると、子どもが自立できず社会に押しつぶされてしまうことにもなりかねません。大切な子どもだからこそ、親がいなくてもひとりでしっかり生きていけるように育てることが重要ではないでしょうか。
【参考】
NHK・クローズアップ現代「毒親って!? 親子関係どうすれば…」
中村のぞみ