ケースバイケースで見た「私がおひとりさまになったワケ」
「理想が高すぎて婚活に失敗」Aさん(42歳)の場合
「専業主婦願望があり、『結婚相手は年収1,000万円くらい』と考えていました。ルックスにはこだわっていないし、分相応のつもりでしたが…なぜか相手は見つかりません。
友人に相談すると、『理想が高すぎる』と言われました。『今どき共働きが主流だし、それじゃ結婚できないよ』と。
これがフツーだと思っていた結婚観が、実は世間とはズレていたのだと気づいた頃にはすでに手遅れでした…」
「価値観の違いで離婚」Bさん(36歳)の場合
「大学時代のサークルで知り合った彼は趣味が全く同じでした。この人となら楽しい毎日が送れると思いました。しかし結婚してみたら生活スタイルも金銭感覚も正反対。
決定打となったのは子どものこと。私はすぐにでも欲しかったのに、夫はいらないと考えていたのですね。
結婚には同じ生活観が大事だとわかり、話し合って離婚しました。他人と生活を共にするということが見えていない私には、まだ再婚など考えられません」
「親離れ・子離れができなくて…」Cさん(50歳)の場合
「父が早くに亡くなり、母との2人暮らしが長かった私。社会人になって一度は実家を出たものの、母が心配で戻ってきました。
彼氏がいた時期もありましたが、その度母は『結婚したら寂しくなる』と泣き言をもらす始末。結局彼氏も離れていきました。
最近母が亡くなりました。仕事と介護の両立はハードでしたが、後悔はしていません。
でも気が付けばもう50歳。もうおひとりさま決定なのでしょうね…」