本格的な婚活には、何かと出費が伴うもの。婚活を始めてから、「こんなにお金がかかるなんて…」と気が付くケースも珍しくありません。「これで結婚ができるかも」と思うと、つい財布の紐が緩んでしまうこともあるでしょう。

たしかに、積極的な活動は結婚のチャンスを増やせるかもしれません。しかし、なかには「お金を費やしすぎて、婚活貧乏になってしまった人」もいるようです。

一体どのような経緯で、そのような状況に陥ってしまったのでしょうか。事情を詳しく聞いたところ、婚活難民になりやすい人の特徴も浮き彫りになりました。

出会いの数にこだわり過ぎる

「結婚相談所に入会し、何十人もの人とお見合いをしました。しかし、『性格はいいけど収入面が不安』『爽やかだけど、もっと背の高い人がいい』など、みんなどこか惜しい人ばかり。徐々に『今度こそ素敵な人と出会えるかも』という思いが強くなり、毎週のようにセッティングしてもらっていました。

もちろん、セッティングをすればするほど料金もかさんでいきます。そのせいで『こんなにお金をかけているんだから、妥協はしたくない』と意地になってしまい、時間だけが過ぎていきました。

結局、40代になった今でも結婚は決まらないまま。婚活に費やしたお金は、トータルで100万円を超えています。今思えば、出会いの数にこだわりすぎて、男性側が自分をどう捉えているのかを考えていませんでした。もっと若いうちに自分に見合った人を見極めていれば、婚活貧乏にならずに済んだかもしれません」

たくさんの人に出会うほど、いい人に巡り合う可能性が高まるとは限りません。婚活がうまく行かない時は、さらにお金をかける前に一度立ち止まってみては。自分を客観的に見てみると、「理想が高すぎた」「1人1人に向かい合っていなかった」と気が付けるかもしれませんよ。