考えておきたい、おひとりさまの老後資金

現在は婚活中でも、「いい出会いがなかった」「やっぱり結婚はしなくても良いと思った」など、様々な理由でおひとりさまを選択する場合もあると思います。
おひとりさまを決意した時に不安になるのが「老後資金」。いったいいくらくらい必要なのでしょうか。

総務省統計局の『家計調査報告(家計収支編)Ⅱ総世帯及び単身世帯の家計収支』によると、高齢単身無職世帯(60歳以上の単身無職世帯)の可処分所得は月11万933円、消費支出は月14万9,603円となっています。

毎月3万8,000円が赤字となりますので、年間約46万円の貯蓄があると安心です。65歳で定年退職した場合は、90歳までなら約1,160万円、100歳までを想定すると約1,600万円の貯蓄が必要だと考えておいた方が良いでしょう。

まとめ

婚活貧乏に陥らないためには、自分の言動を客観的に見ることが大切です。度重なるデートや縁結びスポットにお金を費やしている方は、「本当に意味のあるお金の使い方なのか」と振り返ってみましょう。自分に見合った相手や貯金しておくべき金額を改めて考えたうえで、後悔のない婚活をしてくださいね。

【参考】
家計調査報告(家計収支編)Ⅱ総世帯及び単身世帯の家計収支』総務省統計局

【ご参考】貯蓄とは

総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

LIMO編集部