「テレビや習いごと、友人関係に至るまで、ほとんど親の言いなりになっていました。『木登りなんて危ない』『あの子は言葉遣いが悪いから話しちゃダメ』と、思うように遊べない日々。みんなが1人で通っている塾にも、ずっと親が送迎していました。
そのせいか、人間関係を築くことが苦手になってしまいました。親の意見にばかり従ってきたので、一歩踏み出す勇気が出ないのです。親としては『子どもを守ってあげたい』という気持ちなのだと思いますが、かえって自立の妨げになるのでは…と感じますね」
まとめ
こうみると、支配する親にもさまざまなパターンが存在するようです。子どもの意見をなんでも否定する、感情の起伏で子どもを振り回す、いつまでも親の監視下に置いておく…。このような親に関わり続けていると、ストレスがどんどん蓄積されていくでしょう。
つらい時には、親との距離をあけてみるのも1つの選択肢です。「帰省する回数を減らす」「メールでのやりとりだけにする」など、自分の負担にならない程度に関わってみては。罪悪感を背負わない、ほどよい距離感を掴んでくださいね。
LIMO編集部