他人の価値観で生きることは、他人の人生を生きることになってしまうので要注意。自分らしい人生を生きるためにも、次の思考ステップをご紹介します。

自分か、世間かを分ける

まずは「自分の考え」か「世間の考えか」を仕分けします。たとえば「毎日一汁三菜を手作りする」のは、自分の頭や心で考えたのか、それともテレビで見た世間の考えか。

この「自分か、世間か」を分けるクセは、悩んだときにいつでも使いたい思考法です。

人生の責任をとるのは誰なのか考えて行動する

次に、自分は誰の人生を生きていて、自分が過ごす毎日の責任は誰がとるのかを考えます。

子どもに泣かれながら、心身ともに疲れているのに毎日一汁三菜の手作りにこだわったとして、その責任は誰がとってくれるのでしょうか。その後も疲れてイライラしてしまい、家庭内の空気が悪くても一汁三菜を作るのが自分の人生だとしたら後悔しないでしょうか。

一方、疲れた日のご飯はメインと具沢山みそ汁にして、心身の余裕を作り、いつもの自分で子どもと時間を過ごすという方法もあります。

家事、育児、自分のキャパシティーなど、考える項目はいくつもありますが、自分の人生の責任を取るのは自分。その心構えを持っておくと、罪悪感も消えていきます。