そのような中、日経平均株価は終日プラス圏で推移しました。

米国株式相場の続伸に加え、中国の景気刺激策への期待感から、後場の半ばに一時+330円高まで上昇する場面がありました。大引けに掛けてやや失速しましたが、+1%超高の続伸で引けています。

なお、TOPIXも同じような値動きで続伸となり、終値は7日ぶりに1,700ポイント台を回復しました。

東証マザーズ株価指数は続伸、売買代金は13日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は4,314万株、売買代金563億円となり、いずれも前日より減少しました。

依然として個人投資家の物色意欲は回復しておらず、売買代金は13日連続で1,000億円を割り込んでいます。また、出来高も4,000万株を上回る程度まで減少しました。

ただ、前日に続き一部銘柄に大きな買戻しが入ったこともあり、株価指数は続伸となりました。これで900ポイント割れはいったん回避した形ですが、今後の展開が注目されましょう。

富士通が4日連続の昨年来高値更新、NTTデータは一時▲11%安の暴落

個別銘柄では、前日に珍しく爆騰したパナソニック(6752)が大幅続伸となって連日で昨年来高値を更新しました。また、富士通(6702)の株価上昇にも衰えが見られず、これで4日連続の昨年来高値更新となっています。