さらに、ハイテク株では、前日に決算発表を行ったローム(6963)が+7%高に迫る急騰となり、オリンパス(7733)も大幅高で昨年来高値を更新しました。
その他では、為替相場が円安に振れたこと等を受けて自動車株が買い戻され、マツダ(7261)やホンダ(7267)が大きく値を上げています。ただ、ザラバで決算発表を行ったSUBARU(7270)は直後から売られて小幅下落で引けたのが目を引きました。
一方、前日に決算発表を行ったNTTデータ(9613)が一時▲11%安の暴落となり、花王(4452)も▲2%超安の冴えない値動きとなりました。
また、前日に通期業績予想を上方修正したソニー(6758)は利益確定売りに押され、終値は下落しています。
その他では、株価指数寄与度の高い大型株が総じて上昇する中、1月の国内売上が大幅減となったファーストリテイリング(9983)が小幅下落で終わったことが注目を集めました。
新興市場(東証マザーズ)では、NTTドコモと大型ポイント提携を発表したメルカリ(4385)が一時+8%高に迫る急騰となりましたが、終値は+4%弱高に止まりました。一方、ブシロード(7803)は値を下げています。
葛西 裕一