「私も入居の際にはさまざまな確認をしましたし、子どもが生まれたときは下階にあらかじめ挨拶をするなど配慮をしてきたつもりです。迷惑をかけているんだという自責の念から謝ってばかりいましたが、過剰な要求にこたえる必要はないですよね。夫は、引っ越すか、相手にお金を払って出て行ってもらうしかないといっていましたが、それが狙いだったかもしれないですし」

もちろん子どもの声や足音に注意を払うのは親の務めですが、どう工夫しても無音にするのは無理なことです。近年は、うるさいからという理由で保育園の新設が困難になったり、公園で遊べなくなったりと、子どもの居場所が少なくなっている傾向があります。お互いに配慮と譲歩をしあいながら、優しい目で育児する余裕を持ちたいものですね。

WANNAGROWライターズ