たとえば、
- 資格取得だけでなく、キャリアにつながるなら交際費でも自己投資だと思ってお金を使う。
- 住宅ローン、学費ローンなど将来のための出費には積極的に借金を検討する。
- ものの値段は徐々に上がるということを念頭に、家具や結婚指輪など、あまり進化しない長く使えるものを買うのには躊躇(ちゅうちょ)しない。
などを実践し、「何かの時のために貯金をする」という考え方をするのではなく、「将来のためにお金を賢く使っていく」に転換することが大切です。
「Open and Challenge」
「Open and Challenge」。何事にもオープンな気持ちでまずは受け入れてみる、そして無理だと思わず挑戦してみるという意味ですが、2020年が始まって1カ月。これまでの固定概念に捉われることなく、新しいことを受け入れ、だからと言って流されすぎず、自分の専門性を磨いていくことが大事だと考えます。
会社に頼るのではなく、自分のスキルがものを言う時代がもう始まっています。
垣屋 美智子
執筆者
日本生まれ香港育ち。香港で高校を卒業したのち、単身渡米、University of California, Berkeley卒業。株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントでPSP、PS3のビジネスディベロップメントを担当。2006年から2016年まで外資系証券会社、外資系運用会社にて株式アナリストとして、テクノロジー企業の業界調査や業績分析に従事。その後、株式会社HAMを創業、経営者や中小企業向けにアセットアドバイザリーを行う。現在はスタートアップ企業の財務・経営支援をする他、事業分析力と会計知識を生かし、「誰でも今すぐできる」をテーマにマネー、ライフ、キャリアについて執筆、講演活動も行なっている。主な著書:『使えば増える! お金の法則 ―ワクワクしながら資産づくり』(時事通信社)メルマガ:垣屋美智子の「キイトク」インスタグラム:https://www.instagram.com/michikokakiya/ ツイッター:https://twitter.com/michikokakiya